夏の丘と遠くに広がる海をテーマに描いた一枚です。
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を観て、そのイメージでインラストを作成しました。
何度観ても泣ける映画ですよね。
俯瞰構図での奥行き表現と背景のペンタッチ強化を試みましたが、角度が浅く、背景の線も弱めの仕上がりとなっています。
それでも百合の花や緑の葉、水彩の柔らかさを組み合わせた表現を加え、景色の魅力を引き出そうと工夫しました。
今回はその成果と改善の方向性を含めてご紹介します。
この作品はTensorArtで出力しました。
TensorArtは、直感的な操作で高品質なAIアートを誰でも簡単に生成・共有できるプラットフォーム。
創造力をすぐ形にできます！
使用プロンプトと背景
今回のプロンプトは映画のイメージを意識して「俯瞰の奥行き」と「背景の力強いペン線」を両立させることを目指しました。
「true bird’s-eye view」「steep downward angle」で視点を指定し、背景の空と雲には「dense bold pen hatching」を施すことで線の存在感を保つ工夫をしています。
また、百合の花だけでなく細長い緑の葉も精密に描くよう指示。
ただ、改善点として、俯瞰感がまだ弱く、背景の線も十分に強くなっていないため、さらに視点の誇張やペン線の密度を増すなど改善が必要と感じています。
プロンプト
true bird’s-eye view from a steep downward angle, exaggerated high vantage point for strong perspective, bold black ink outlines, thick expressive pen strokes, visible and dark pen lines with strong contrast across the entire scene, hand-drawn wobble, ink pooling details, sketchy outlines with confident pressure, watercolor washes strictly under all pen lines including sky and clouds, sweeping summer hillside covered entirely in blooming lilies with slender lance-shaped green leaves drawn with fine bold pen hatching, distant view of the glittering sea under a bright blue sky with towering cumulus clouds richly outlined and fully cross-hatched with dark ink strokes, background sky and clouds with extra dense bold pen hatching to maintain strong presence, patterns of flowers, leaves, and terrain fading smaller into the distance for depth, a single tiny blue bird perched on a rock in the lower foreground, vivid summer light, tranquil atmosphere, subtle breeze moving flowers and leaves
日本語訳：
急な俯瞰角度からの真上視点、遠近感を強調する誇張された高所視点、黒く太いインクの輪郭線、厚みのある表情豊かなペンストローク、画面全体で強いコントラストの濃いペン線、手描きの揺れ、インク溜まりのディテール、自信ある筆圧のスケッチ風輪郭、空や雲も含めすべてのペン線の下に水彩を配置、咲き誇る百合と細く長い緑の葉を太めのペンハッチングで精密に描写、遠くに輝く海、明るい青空と入道雲は濃いインク線で輪郭とクロスハッチを施し背景全体の存在感を保つ、背景の空と雲はさらに密度の高い太いペンハッチングで描写、花や葉、地形のパターンが遠方に向かって小さくなることで奥行きを表現、前景の岩の上に一羽の小さな青い鳥、鮮やかな夏の光、静かな空気、花と葉を揺らすかすかな風。
プロンプトは自由に使ってくださいね。
作品のこだわりポイント
- 「exaggerated high vantage point」で俯瞰感を明確化
- 背景の空と雲に「extra dense bold pen hatching」を追加して線の存在感を強化
- 百合の花と葉を細密なペン線で描写し、自然な動きを表現
- 遠近感を意識し、花や地形のパターンを遠くへ行くほど縮小
- 改善余地として俯瞰感の不足と背景線の密度不足を認識
最後に
「Hill of Lilies and the Summer Sea」は、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」をイメージして、夏の丘と海の景色を俯瞰構図で表現し、背景まで力強いペンタッチを残すことを目指した一枚です。
現時点では角度や線の強さに改善の余地がありますが、百合の花や葉、水彩の柔らかさとの組み合わせによって、爽やかな夏の空気感を感じられる仕上がりになっています。
プロンプトを使って素敵な作品ができたら、教えてくださいね。
この作品の感想やイラストのアイデア、テクニックのアドバイスを、コメントにいただけると嬉しいです！
コメント